08 一級小型船舶操縦士免許試験
試験当日、試験会場は申請に行ったJMRA 大阪事務所の横の部屋が会場となっています。
身体検査 9:00 集合
15分くらい前に到着し、座席表が入口付近に掲示されていることに気が付かず、席を探しまくってもわからず、空いている席でJMRAの方が来られるのを待ちました。
席順はだいたい受験番号順なのですが、時々番号が飛んでいるのでわかりづらいです。
視力 両眼とも0.6以上 メガネをかけても運転免許の様に記載されません。
弁色力 緑・赤・白(オレンジっぽいが白と答える)
聴力 番号で呼ばれるので返事すればOK
疾病及び身体機能の障害の有無 普通にしていれば特になし。
この間に来る人がいてますが、遅刻ではなく医師による「所定の様式の小型船舶操縦士身体検査証明書」を提出した方か、以前に学科を落ちた方が学科試験に合わせて集合していると思います。
学科試験 9:30 集合
いきなり1級の場合、科目免除などもないため140分と1番試験時間が長いです。
1級と2級が同時に行われましたが、特殊を持っている人が2級受験だと55分で出て行ってしまいます。
2級から1級受験だと70分で出て行きます。
少し焦りますが、試験時間そのものが違うので自分のペースで落ち着いてやれば大丈夫です。
試験後には入口に解答が掲示されていたそうですが、これも気づきませんでした。
あと、実技試験会場の控え室にも掲示されていたそうですが、これまた気が付かず実技試験で同じ船だった方に帰りの電車で写真を撮らせてもらいました。
実技試験
会場が変わります。
移動は電車です。
学科試験前には前方のホワイトボードに、学科試験が終わるタイミングに合わせて集合時間が書かれています。
スクールで乗った船に合わせて試験する船を分けている様で、船外機の船にも何名か分の受験番号がありました。
多くの方は船内外機の船だと思います。
私は見直しや後回しにした問題などで、終わったのは15分くらい前でしたが、集合時間が14:15で時間は2時間半くらいあるので一旦帰宅。
自宅で昼食を取りながら再度DVDでイメトレ。
15分前くらいに到着したのですが、それ以前に試験をされている方がいる場合早めに行ってそれを見ておいた方がいいと思います。
点検などはまさに目の前で見ることができます。
また控え室横にクリートとロープがありますので、それで練習することもできます。
私はこの時、はじめてクリートに触りました。
実技試験は受験者2名で行われました。
晴天時の水辺なのでサングラスをかけていたのですが、写真とかなり違って見えた様で一旦取るように指示されました。
その後はかけていても全く問題ありません。
まずは私から点検が。
エンジンルームの点検指示はVベルトと燃料フィルターでした。
燃料フィルターの位置がわからなかったので聞きましたが、どれかは教えてくれませんがあそこらへんと教えてくれます。
燃料フィルターがどれかはわかっていないとダメだけど、船ごとに違う位置は知らなくても問題ないという考え方だと思います。
続いてあかくみとバケツの点検指示。
あかくみは柔軟剤の容器を切って作ったお手製でした。
その後、ワイパー点検が指示されました。
DVDにはない項目ですが、車でいう助手席の位置にスイッチがあったのでそれで動作のチェックをしました。
船の形状的にブレードの点検までは不要だと思います。
次はハンドルに巻き結びを指示されました。
一度するりと抜けましたが、2度目でOK。
そして暖気。
回転数はそれほど気にしなくていいとのことです。
そして似た事を別の内容で同乗の受験者が。
その後、試験管が操船して川へ。
リモコンレバーの入り方などをチェック。
ここは採点対象にならない旨の説明を受けて試験管の指示通り操作。
次は同乗受験者から。
あの橋の○●って字を目指して直進って感じで指示が出されます。
わかりにくかったり、特定する為に聞き直すのは全然問題ありません。
滑走状態ってわかるのかなと不安でしたが、タコメーターに「滑走 2,500~3,500回転」って書いてあるので、そこに合わせれば問題ありません。
蛇行も少し不安でしたが全然簡単です。
ブイとブイの間がかなり開いていますし、横幅10m以内ってのも十分すぎます。
5mもあれば大丈夫です。
行き交い船も落ち着いてやれば問題ないです。
ルールの理解と安全確認がメインだと思います。
離れた場所であとは着岸のみなんで、試験管の操船で着岸場所まで帰りましたが雑談なんかも交えながら試験をしたって感じでした。
着岸も少しくらいぶつかっても大丈夫ですが、千船会場は左接岸のみなので惰性で着岸すると簡単です。
救助も簡単です。
同乗受験者の方はあーだからこうするって感じで左側から救助に向かって失敗して、二度目も落ちそうなくらい乗り出して試験管にベルト掴まれていましたが、運転席が右側にあるんで右舷側から救助に向かうとギリギリのところに船を付けられて簡単に取れます。
実技試験はあまり緊張しなくて大丈夫だと思います。
他の試験船が来た時、思わず「うわー 本物の船きたー」って言ってしまいましたが、「大丈夫や インストラクターが乗ってる船や」なんて感じだし、操船が楽しくて試験って感じはあまりしませんでした。
その後、着岸・係留すればそのまま解散です。
時間にして20分くらい終わったと思います。
受験票には身体検査、学科試験、実技試験が終わるたびにはんこを押してもらいます。
かかった費用 交通費 680円
ちなみに学科試験会場出口や実技試験会場の控え室内に、学科試験の回答があったようです。
私は全く気が付かず、帰りの電車で実技船が同じだった方の控えを写真に撮らせてもらいました。
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