L375S プラグ&ダイレクトイグニッションコイル交換

先日名神高速を走行中になんとなくパワーダウンを感じました。
下り線で草津付近の上り坂で少し非力になっているのが気になりましたが、警告灯は何も点灯していないし、少し回転数と速度を落として様子を見ながら京滋バイパスへ。

京滋バイパス走行中は車が多かったので、上り坂で少しパワーダウンを感じるくらいでした。

第二京阪への分岐時、前の車が京都方面と大阪方面を迷っていて強いブレーキと3速に落として加速をした時に、ボボボッって音と共に急激にパワーダウンしたのがわかりました。

オーディオを止めて少し窓を開けるとV型ツインエンジンの様な排気音がしていて、警告灯は何も点灯していません。

一番左車線に移動し、問題の切り分けをしながら走行。
ビッグモーターのリッター100Lのオイルが原因でブローしたのか？と思いましたが、交換サイクルも問題ないしオーバーレブもしていないし極端な負荷を掛けて走っていないし、大きな異音も異臭もしないので減速テストを行うと通常通りの減速なのでエンジン本体の致命的なトラブルはないでしょう。

おそらく点火系のトラブルで2気筒になっているだけなので、速度を落としてそのまま高速道路を走行できると判断し、最寄りのICで降りました。

万が一エンジンが止まって再始動できないと困るので、信号待ちの時はニュートラルにして停止し、左足でブレーキ、右足でアクセルを踏んで少し回転数をあげたまま停止、青になればブレーキを緩めながらドライブに入れて失速しながら発進。　右左折が難しかったです。

帰宅後、エアダクトを外してエンジン始動。
1番のダイレクトイグニッションコイルを外すと、さらに不調に。　つまり生きているってことです。
2番のダイレクトイグニッションコイルを外しても何も変わらない。　死んでるってことです。
念のため3番のダイレクトイグニッションコイルを外すと、さらに不調に。　つまり生きているってことです。

新品のプラグを2番につないでアースすると火花は飛びません。
2番についていたプラグを1番にダイレクトイグニッションコイル繋ぐと火花が飛びます。

2番のダイレクトイグニッションコイルが逝ってしまった様です。
念のためエンドロスコープでシリンダ内を確認すると問題なさそう。

Amazonと楽天で翌日に届く店を探すと…

1本で2,800円が最安。　これで治りますが予防交換しないと他も壊れる可能性が高いです。
3本で5,255円が3本の最安。　って訳で早速オーダー。

交換作業はとても簡単です。

赤丸の2箇所でエアダクトが固定されているのそれを外す、オレンジ丸の10mmボルトを外し、カプラを抜くとダイレクトイグニッションコイルが外せます。

プラグを外す時とても緩かったです。　前に交換したディーラーさんはトルクレンチを使わず締めているのかな？
16mmのプラグソケットを使用します。


締め付けトルクは15-20N・m



3気筒すべてのダイレクトイグニッションコイルとスパークプラグを交換。


交換時オドのメーターは120,400km。
安いパーツだし10万kmでプラグと一緒に交換するのがいいですね。