駐車禁止除外標章について

自分自身も認識が不明瞭だったんですが、実際に交付されると意味や意図の理解が深まりましたので自己メモ的にまとめておきます。

大原則
1. 交付公安委員会が設置した駐車禁止標識に対して効力を持つ。(他府県公安委員会が設置した標識には効力を発しない。)
2. 法定駐車禁止場所(交差点内や消火栓、バス停などから指定された距離内等)は除外されない。
3. パーキングメーターに対しては無料で利用できるのではなく、利用しなくても駐車禁止標識に関しては除外される。

1. 原則が原則通りになっておらずややこしいのですが、基本的に交付された都道府県内でのみ有効で、他府県に行く場合は他府県でも交付してもらって下さい。　これが原則です。
私は住所地が大阪で、店舗所在地が和歌山で、車両の本拠が和歌山だったので大阪で交付された際、1について説明を受け和歌山県でも交付してもらうことを勧められました。
そして和歌山県内の警察署に行くと‥　和歌山県民でないと交付できない旨の説明を受けました。
そして大阪府警で受けた説明などの経緯を話すと、県警本部に問い合わせてくれ、他府県で交付された駐車禁止除外標章で問題ないとの回答を頂きました。
その後、沖縄県に訪問する際も電話で確認しましたが移住などの際は手続きが必要ですが、旅行の場合他府県で交付された除外標章でも大丈夫ですとのことでした。
また兵庫県警にも問い合わせたところ、他府県交付でも大丈夫ですが2について注意して下さい。とアドバイスをいただきました。

2. 標識がなくても止めちゃダメな場所に止めると切符切られます。
消火栓とかバス停とか駐車場とかから定められた距離が必要です。
あと右側に3.5mないと緊急車両が通れないんでこれもダメです。

3. これが一番難しいと思います。
都市部では一方通行の両側にパーキングメーターがあったり、交差点から5mない部分に駐車枠があったりします。
まず冒頭のとおり無料で利用できるのではありません。　パーキングメーターがないと考えればいいのです。

ですので右側のパーキングメーター枠に駐車すると切符を切られます。
また最全部、最後部で交差点から5m未満の枠がありますが、そこにコインを入れずに駐車すると切符が切られます。
あとは駐車枠からはみ出すとダメです。　物理的に入らないトラックやトレーラーなどはパーキングメーター外に止めなければなりません。

20160104追記
三重県警本部に問い合わせ。
引越し等なら手続きしてください。　一時的ならそのまま利用できます。　とのことです。

20160106追記
京都府警本部に問い合わせ。
利用可能ですが、2に注意してください。　とのことです。

２０１６０626追記
静岡県警本部に問い合わせ。
利用可能ですが法定禁止場所に注意してください。　とのことです。

２０１６０８２４追記
奈良県警本部に問い合わせ。
利用可能ですが法定禁止場所に注意してください。　とのことです。